あそび環境ミュージアム・アフタフ◦バーバン公演「にこにこ山はたいへんだ!」
下見をしていませんでしたが、バーバンさんとのお付き合いはかれこれ15年ほどでしょうか
我が家の子どもたちは小さい頃から
アフタフ◦バーバンの忍者修行など
五感をフルに使って遊んできました
久しぶりにバーバンのメンバーが集結する作品がおもしろくないわけがない
コロナ禍で運営が厳しくなっても
この遊びと表現の体験だけは次の世代に伝えないとそう思ってこの2年間取り組んできました
昨年からSKSを楽しんでくれてる親子ちゃんたち
そしてSKSの幼児ちゃんのママがいっぱいお友達に声をかけて来てくれました
豚の「とん」、うさぎの「てん」、たぬきの「かん」の3匹は
松明をにこにこ山のてっぺんに届けなければなりません
途中の道にはお腹を空かせたオオカミが!
このお芝居は「観る」だけでなく、物語の中でみんなで一緒に遊びあう「表現活動」です
みんなで知恵を出しあって
オオカミさんをどうやって退治するか
演者の皆さんもその場の状況で上手に会場の声を拾っていきます
後ろでそっと観てようと思っていたパパが松明を持たされたり
時には片膝地蔵が現れたり…うちの大人の瞬発力もさすがです
大人たちは山火事を起こして
幼児ちゃんたちはオオカミのお腹に石を詰めて!
小学生たちは川に流す!
子どもたちは誰にも指示はされなくても
いつ間にか身を乗り出して、立ち上がって
物語の世界で登場人物の一人のように
個性あふれる発想を繰り広げます
それは誰にも否定されることのない
子どもたちの個性そのもの
私が初めてアフタフ◦バーバンと出会った時の親子で遊び切った感動に似たものが込み上げてきました
もっともっとたくさんの親子に届けて
子どもたちの子どもらしい時間を取り戻さなくちゃ