今日の小学生部会は、元少年院院長の茅原先生をお迎えして、ミニ子育て講演会。
SKSが活動を通して子どもたちに伝えたいこと、先生が出会った子ども達に必要だったこと。子どもが生きていくために大切なものは、どんなこどもでも、そしていつでも変わらず同じなのだと思います。
【・・・出会った子ども達は「自分なんかだめだ。」「どうせうまくなんかいかない。」など自分に自信がなく、自尊感情の低い少年たちが多かった。
そのため、自分が起こした事件や弱い自分、失敗した自分と向き合うことが余計に難しい。それが、何か月か過ごすうちに、本当に頑張ったことを誉められたり、時には厳しく叱られたりしながら、感動体験や成功体験を積み重ねる中で、「人から必要とされている自分」「人に受け入れられている自分」「やればできる自分」を実感する。
そして、少しずつ自分自身や現実と正面から向き合えるようになったときに、自分から目標に向けて頑張ろうと考えたり、前向きに生きていこうとする力をつけていくことが出来るようになっていった。】と。
更生プログラムの中には鑑賞教育に通じるものもありました。
講演のあと(講演中も)沢山の質問に答えて下さり参加者と楽しく交流もさせて頂き、本当に有意義な時間となりました。
是非又お話を伺いたいです。
茅野先生有難うございました。